電気柵

やる必要はないけど、経験と知識のためにボランティアで電気柵の設置作業に参加しました。
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地面から20cm間隔など考えることが多い。

というか田んぼに初めて来たけどカエルやらイモリやらがめちゃめちゃおります。
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電気供給元
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電線を埋める
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9時から始めて16時に終わりました。

1万ボルト弱で数十アンペアだったかな?
常時通電してるのではなく、1.2秒ごとにびりっと来ます。
触ってみましたがそれなりに痛いですw

ワサビを求めて

いろいろ考えた結果わさびをやろうと思い、とりあえず自分が住んでいるのが東京なので東京農林水産財団の方とお話させていただいた。

 

立川まで赴き、初めはちょっと話して終わりくらいだと思ってましたが、担当のNさんはたくさん資料を用意してくださっており、話は4時間ほどにもなりました。

お忙しい中大変ありがたいことです。

 

Nさん曰く、大農地に行ったほうが良いとのことでしたので、奥多摩ワサビも候補に入れつつ大農地である静岡、長野そして島根に目を向けようと思いました。

 

7/28には有楽町で新・農業人フェアが行われたので静岡、長野、島根の新規就農相談センターのブースを訪問。

残念ながらワサビに詳しい方はいらっしゃっておりませんでしたが、静岡では西伊豆町の方にいろいろとお話を聞けました。

思ったよりも良かったのが島根。

島根ワサビの津和野町役場の担当の方がいらっしゃっており、お話を聞けました。

3つの県の中では海外展開を考えているなど、単純にやる気が感じられました。

 

他の2つは正直あまり良い印象はありませんでした。

 

島根が一番良い印象でしたが、いくらなんでも東京から遠いのでとりあえず比較的近場にしようと思い、3つのうち2番目に印象が良かった静岡の新規就農相談センターに今日電話してみました。

 

しかし残念ながらあまりやる気はなさそうでした。何か確認する際は、保留状態にすらせず後ろでガヤガヤ。何も言わずにいきなり別の人に代わるなど、正直不作法だなと感じました。また、わざと

「静岡でわさびの産地はどこですか。」

と質問すると。

「伊豆!伊豆しかありませんね!あと静岡市でちょっと!」

という答え。

 

確かに伊豆はわさびの一大産地のようですが、他にも御殿場市など産地はいくつかあるのにこれでは何も知らないで聞いたら静岡ではワサビは伊豆市静岡市にしか畑がないと誤解するでしょう。

会話中の口調からもあまり信頼性を感じられませんでした。

 

とりあえず、残りの長野、島根ともコンタクトを試みようと思ってます。

 

また、静岡に関しては西伊豆町の役場の人は熱心に話していただけたことから、新規就農相談センターは通さず、各産地の役場に問い合わせをしようかなと思っています。

 

暑さが続きダレ気味ですが、就農目指してがんばります!

就農ー自立よりも農業法人就職しようと思う

どういう農業をするのか。

自立か就職か。

考えてみた結果、いろいろな人の話を聞いてみた結果、就職がいいのかなって思う。

今日、千葉のハーブファームを見学して、社長さんが言ってたこと。

「自分が楽しいと思えることをやる。」

自分もその考えで農業に転職し、自分が楽しいと思える形態を思考錯誤し情報を集めて来たが、改めて考えると今まで自分が考えて来たことは全部後付の理由みたいなもんだった。

改めて農業関係なく自分が楽しいと感じる瞬間を考えてみると、それはミッションを達成した時。

自立になるとすべてを自分でやらなければいけなくなる。

経営管理、営業、栽培、販売。
全部できる。

けど、やりたいとは思ってない。

自分が楽しいと思える瞬間って、与えられた課題があって、ルールがあって、その範囲内で自分の知恵を発揮して目標を達成した時の達成感。

自分で考えて行動するのは好きだ。
他人と自分を差別化するなら、発想と知恵。

だからといってすべてを自分の裁量で行うというのはなんかしっくりこない。

夏休みの自由研究みたいなもの。全部自分で考えるとなると何をしていいのかわからないし、一応自分でテーマを決めて最終的には先生に提出するけど、達成感を得られたことはない。

自分は子供の頃からルール遵守を重んじる生き方をしてきた。

それは面白いことはあったが辛いことも多かった。

高校から国際交流を始め、その後様々な価値観に触れて、今まで自分がそれしかないと思っていた日本での価値観が崩れた。

それを知ってから人の指示に従ってきた人生に否定的になり、人に従うことを忌避する感じになってた。けど、受験とかミッションを達成するようなことは楽しかった。

それまでの人生を否定することはなかった。

世界を回って日本の価値観からしか見てなかった以前よりはいろいろな視点で見えるようになった。

だったらいいとこ取りしないともったいない。

農業法人に就職して、もし自立してもいいなと思えるようになったら自立すればいい。

だから今は農業に転職する方向で考えていこうと思う。

14日に転職フェアがあるからまずはそこに参加してみようと思う。

埼玉で農業インターン 4日目ー事務

いつもどおり朝6時に起きて収穫。

今日は埼玉の小川町の伝統野菜というのらぼう菜を4kgも収穫!

のらぼう菜は菜の花と同じアブラナ科の野菜。

朝露で泥濘んだ地面に膝立ちで収穫してたので膝が作業着から染み込んだ水でビチャビチャ。

プロテクターほしい


今日は昨晩社長にお願いしたら快く受けてくれたので、事務の仕事の話を聞かせていただきました。

先に研修した茨城の農家さんではCORECという販売用のネットサービスを利用するなど、完全にネットでしか注文を受けてませんでしたが、こちらはFAXだそう。

注文用のFAXをお客さんに送り、必要事項を記入の上送り返してもらう。

また送り返してもらった紙を見てパソコンで売上まとめソフト(弥生)に手打ちでデータを入力とのこと。

また月100万の大口顧客が「どんどん作って!」と言って来てたので定期的にレタスなどを大量生産していたのが、顧客自身が畑を持ち、自社で生産を始めたので一部の野菜の注文が入らなくなったそう。

けれど契約を結んでいるでもなくて、違約金の発生もないそう。

そうしたことをしなかったのは法律に疎くて手がでなかったとのこと。

こちらは有機農家としてはかなり実力のある農家さんですが、それでもそういうことはあるんですね。

自分でやる以上注文やデータはやはりパソコンで管理したい。

また法律関連もやはり勉強しなくてはな〜と思うところがありました。

農業インターン3日目ー収穫と防寒ネット回収

朝6時から収穫。

今日は姫カブ、ケール、高菜、菜の花などを収穫。

収穫終わった後も「〜が600グラム足りません。」と連絡が入り追加で収穫も。


午後は野菜用の防寒ネットを2重に張っていたのを暖かくなってきたので一つ剥がして1重にする作業。

インターンする前から思ってたけど、台車がほしい。

ネットを地面に打ち付けている杭を回収していくが、回収した杭を入れる箱をいちいち持ち上げて次の杭の場所まで歩いて降ろして杭を抜いて箱にいれてまた持ち上げて〜の作業が繰り返すときつい。

箱を載せて転がしたり、自分を載せて動けるような台車がやっぱり実際の作業を通してもほしいな〜と感じました(笑)

土の大事さ 畑えらび

埼玉の農家で昨日から研修中です。

土は野菜を育てる上で重要ですが、単純に作業のしやすさが全然違うのを学びました。

粘土が最悪!


野菜にかける防虫ネットのすそを土で埋める作業がきついです。

水はけのよい乾いた土だと鍬を土に打ち入れると簡単に入るし土も簡単に掬えるけども、粘土は固くて鍬が土に入りにくい上べたべたとくっついて落ちてくれない。
また一つ一つがゴロゴロとした塊なので、ネットにかけようとしても隙間が多くしっかり埋められない。

乾いた土の5倍ぐらい時間と労力を費やす。

そもそも同じ畑でも乾いた土とドロドロがある。

畑が坂みたいに斜めだったり湾曲してると低い方に水が溜まるからだそう。

当然と言えば当然ですが、そういう視点で畑を選ぶのも重要だと思いました。

伝承農法を活かす 家庭菜園の科学を読み終わりました。

図書館で借りたタイトルの本を読み終わりました。

 

250ページ未満の小さい本ですが農についてかなり広い分野を濃く学べたのは著者の見識の深さがうかがえました。

 

実際自分に同じ量の知識があったとして、これをまとめろと言われたらかなり工夫を要したでしょう。

 

これより前に読んだ本に書いてあった炭素循環農法も、その名前はこの本の中には出てきませんでしたが、炭を畑に入れる意味がわかりやすく説明されており、「あああれはそういうことだったんだな」と感心しました。

 

月曜から茨城の久松農園さんで体験させていただきます。

そのため明日日曜には現地入りします。