【田舎暮らし】ブヨは本当にやばい【害虫】
<ブヨの危険>
頭の悪そうなタイトルですが、ブヨは本当にやばいです。
「そもそもブヨってなに?」
って人が都会には多いんじゃないでしょうか。
私もそうでした。
ブヨは大きさはコバエよりは大きく、普通のハエよりは小さいです。
地域によってブトやブユ、茶いらずなどとも言います。
(茶いらず→ブヨを払う様子が「お茶いる?」と聞かれた時に「いらない。」と手を振るのに似てるかららしいです。)
問題なのはただの不快害虫ではなく蚊のように人間の血を吸うという点。
しかも蚊よりも相当性質が悪いです。
そして、都会では見ませんが田舎ではどこにでもいます。
「ブヨに刺される。」
と言いますが、間違いです。
ブヨは人間の肌を咬み切るのです。
しかもめちゃめちゃ早く噛み切られます!
ある時、手にブヨが止まりました。
「あっブヨだ。」
「あれ?なんかいつもとちょっと色が違う?」
「まぁいいや。」
この間1秒未満。
追い払った瞬間にブヨがいた場所には血の点が……
「えっえっ?なんで?咬まれた?今の一瞬で???」
既に畑でさんざんブヨに悩まされ続けてましたが、それはハエなどの虫のようにたかられるのがうざったいというだけでした。
なので「私は適当に追い払ってれば咬まれることはない。」
という認識でしたし、
咬まれたことなかったので咬む早さも蚊と同程度だと思ってました。
実はブヨは蚊やアブと同じくメスだけが産卵の栄養付のために吸血するそうです。
私は咬まれて調べるまでそのことを知りませんでした。
いつもの畑でたかってくるブヨと色が違ったのは、メスだったからです。
この後1週間ほど蚊よりも激しい痛みとかゆみに襲われ続け、また3週間以上経ったいまでも痕が残ってしまっています。
↓見苦しくて申し訳ありませんが参考画像です。
<対策>
-予防-
●長袖長ズボンを着る。
●明るい色の服を着る。
●蚊取り線香を焚く。
特に夏は暑いのはわかりますが、田舎暮らしではブヨに限らず人間に危害をもたらす虫が多いので長袖長ズボンを着ましょう。
今は長袖でも通気性などが良く夏でも着られるものがあります。
今日、不意の来客があり、半袖半ズボンで出てしまったのですが、会話してる10分くらいの間に2か所咬まれました。
↓また見苦しくて申し訳ありませんが参考画像です。
血は思ったより出ます。
うちの玄関側は道路に面しているし、石だらけで草はそこまで生えてないのですが、それでも何かを嗅ぎ付けてくるのか咬まれてしまいました(泣)
例え山に登ったり林に入ったりしないのだとしても、長袖長ズボンを心がけましょう。
またブヨは暗い色を好む習性があるそうです。
山や森に入った時に獣と間違われなかったり、他の人から見つけやすいというメリットもありますので是非明るい色の長袖長ズボンを着て下さい。
蚊取り線香も効果的です。
普通の緑のやつよりも強力な赤色の蚊取り線香をお勧めします。
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畑作業、ガーデニングなど、一定距離内で長時間作業するのであれば、藁をいぶすのが効果的です。
私がお世話になっている農家さんではよくやってます。
田舎なら自分の家で食べる分の米を自分で作ってる人は多いですし、藁はいろいろ使えるので保管している人はけっこういます。
そういう人を見つけてもらえないか聞いてみましょう。
Iターンで来ているなら、役場の担当の人に相談してみるとよいでしょう。
その人自身が持っているかもしれませんし、藁をもらえる人を見つけてくれるかもしれません。
-咬まれたら-
●傷口を水で良く洗う
●薬を塗る
ブヨのかゆさは蚊の比じゃありません。
蚊に刺されたみたいに
「薬ぬっとこ~」
くらいに甘く見てると痛い目見ます。
特に女性は咬まれたら跡が残るということを忘れないでください。
洗う時は水を当てるだけじゃなく、傷口の周りから指でぐいぐい押して、毒を傷口から出すようにしましょう。
ポイズンリムーバーがあればもっと良いでしょう。
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念入りに洗いましたら、薬を塗りましょう。
ステロイド系外用薬(抗ヒスタミン系軟膏)が良いとされています。
これは蜂に刺された時などにも効果的ですし、何かの虫に刺されることは田舎暮らしだったら珍しくないことなので必ず買いましょう。
私のおすすめは【指定第2類医薬品】ムヒアルファEX 15g ※セルフメディケーション税制対象商品です。
くれぐれも甘く考えないでください。
きちんと対策して田舎暮らしを楽しみましょう。