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【家庭菜園】枝豆栽培-種まき→植つけ→収穫
種まき
・5月中ごろ
宅飲みで出そうと思ったので栽培。
コロナも大分収まってきたが、自粛が嫌になってきた&気がゆるんだ人らが感染してまた増えると思うので(6/14前後で実際増えました)、まだまだ予断は許されないが、無事終息して8月あたりに友達と宅飲みできるようになった時のために栽培開始。
・5/24
東急ハンズが復活したので種をポットに撒いてみた。
ポットはジフィーポットというポットごと定植できるものを選んだら、これが大失敗だった。
枝豆の種ほぼ全部カビたw
播種2日後くらいに真夜中にポットを見てカビが生えてるのに気づいて、つまようじでカビを丁寧に取る作業を2時間ぐらい続けたけど、結局種はカビでかなりやられていた;;
発芽率は9割超えてたけど、カビでダメになって成長しそうなのは7割くらいに;;
種が悪かったのか、土が悪かったのか;;
農作TIPS-苗土の水は混ぜる
苗土は、まずバケツなどの容器に土を入れ、水を加えて混ぜる。
それをポットに入れて、種を撒く。
「ポットに入れる→種を撒く→水をかける」
という手順のよりも、土に水が均一にいきわたる。
トマト農家の方に教わった方法。
発芽~
・5/29(播種から5日後)
芽が出始める。
ところが、その後ひどく徒長(茎がひょろひょろと長くなってしまうこと)。
家の中の日当たりの良い場所に置いてたが、このごろは5時ごろから明るくなるし、部屋の中は12時ぐらいにならないと直射日光が当たらないので、光を求めてどんどん徒長。
人間的には十分明るく、虫や鳥にやられるのを危惧して室内だったが、枝豆には不満のようで、一度芽が出てからの成長スピードがめちゃめちゃ早く、気づいた時には発芽2~3日でかなりひょろひょろに。
この後、断根と摘芯という作業をやるが、あまりにひょろくなってしまったので、一部は根ではなく、茎の部分を切ってみた。
「断根」と「断茎」の生育に差が出るのか、徒長してても根を切った方が良いのか、など実験にすれば良いか、という目論見もある。
また、徒長した物は別途「寝かせ植え」を試みた。
枝豆TIPS①-断根-
枝豆の生育を良くする方法。
本葉が出た時に根の上、茎の下の部分を切ることで、成長ホルモンが出て根張りが良くなるとか。
枝豆TIPS②-摘芯-
枝豆の収穫数をより増やす方法。
本葉と子葉の間で切る
植付け~
株の間隔は、本によって微妙に異なるが、植える場所の面積の関係などから25㎝にした。
花芽が出始める
・7/2
白い花芽が出始める。
長い梅雨で枝豆不調
・7月中~下旬
豆ができはじめるも、枝豆がどんどん不調に。
病気っぽいものが見え、下の葉が枯れ落ちるものも。
おそらく、豆ができる時期に梅雨が長引き、長雨続きで水がはけず、日光が全然足りなくて十分な栄養が作れないのが原因かと思われる。
5月には、7月かと思うくらい日差しが強く気温も35度前後と暑くて寒冷沙をかけたくらいだった。
しかし、6月末から7月終わりまで、そんな日は2日ぐらいしかなく、日差しはもちろんだが、気温も23度前後と低い。
夏と秋が逆転したように感じる。
近年、野菜の生活リズムと、環境がズレて来ている気がする。
5年ぐらい前までは、梅雨と言えば6月。7月の中旬と言えばカンカン照りだった気がする。
けれど、今年は7月一杯曇りか雨。別の地域だが、去年は7/4まで羽毛布団を使っていたくらい。
寒暖の差が激しい日が続いたり、昔との時期のズレを感じるものは「今年の天気は変だな」くらいの認識だったが、それは誤りで、異常と思われる気象をデフォルトの前提で今後の農作はしないといけないかもしれない。
なお、都会の真ん中なので、虫に喰われることは少ない可能性も考えたが、防虫ネットに入れていない方は、やはり虫に喰われてきた。
豆ができてきたので、防虫剤でなく木酢液を塗布しているが、どっちにしろ雨で流されてしまい暖簾に腕押し感が強い。
上の写真は8月に撮った写真だが、このほとんどは、恐らく2~3匹のナメクジによるもの。(詳しくは後述)
・7/28
1週間ほど前からダンゴムシにも喰われ始めてる。たまたま自分が気づかなかっただけかもしれないが、以前はダンゴムシが葉を喰ってる様子はなかった。
1か月以上の雨&曇で枝豆はまだ枯れたわけではないが、弱っているのが虫にわかるのかもしれない。
収穫
・8/4
豆の生育が長雨で大分止まっていたが、8月になり腫れ続きになってからだんだん大きくなってきた模様。
ただ、本来は株ごと抜いて収穫するようだが、枝豆自体が枯れてきたので、今の時点で食べれそうな大きさのを収穫。
私が買った品種は鞘厚が10mmくらいが適正のようだが、8莢しかとれなかった。
炭火で焼いて食べたが、美味しかった。
なお、莢を1~2個程度しかつけずに2株が枯れた。
今回の反省と次回改善点
ジフィーポットは非効率
水をたっぷりあげてもすぐ乾燥し、別に土中ですぐに分解されることもなく使い勝手が悪く、コスパも悪かった。
「土寄せ」と「寝かせ植え」
土寄せ
枝豆が倒れないように土を寄せる方法だが、長雨で過湿状態なので、できるだけ水はけをよくするためにも寄せた土は戻した。
少し土を取って見たものの、不定根は大してでてなかった。
寄せた部分の茎は茶色く変色しているものもあった。
土寄せは梅雨が過ぎてからの方が良いかもしれない。
豆が大きくなってから、枝豆が1つ倒れてしまったので、土寄せ自体は大事。
寝かせ植えについて
2株のどちらも播種→植付まで一番生育が良かったのに、最終的に一番生育が悪かった。
そんなに土をかぶせたつもりはないが、少し強めに吹いたら茎が見えるくらいにした方が良いかもしれない。
掘ってみたが、長雨のせいか寝かせ植えのせいかはわからないが、根はポットの時より広がってるようには見えなかった。
害虫
特にナメクジの食害がひどかった。6月中旬の時点で危機感を感じ、ナメクジ駆除剤を撒き、マンションのベランダ3つ分程度の庭だが、数十匹駆除できた。
にもかかわらず、残った2~3匹に防虫ネットに入れていない枝豆が、葉っぱが半分くらい程度になるくらい喰われつくした。
6~7月まるまる雨ばかりで活動しやすかったのもあるかもしれないが、事前に駆除していなければ、全ての株が喰われつくしていた可能性はある。
次回への改善まとめ
- 中~晩生種を選ぶ
- ジフィーポットは使用しない
- 寝かせ植えは土を吹いたら茎が見える程度に被せる
- 土寄せは梅雨後
- 近年の環境の変化を考える
- ナメクジ駆除は徹底的に行う。
総括
気候に関して、今年は最悪の年でした。
6月に幾日か真夏日かと思うような暑い日があり寒冷沙も買いましたが、6月中旬~7月いっぱいは晴れの日は1週間もない雨と曇りばかり。
せっかく枝豆ができてきたのに、光合成でエネルギーが作れず、枝豆は枯れていくばかり。
枝豆の葉はナメクジは駆除しきれなかったやつに喰われる。
また、たまたまかもしれませんが、枯れかけてきてから枝豆全体が弱っているのがわかるのか、まだ青いのにダンゴムシにも喰われ始める。
結局、収量もほぼ無いに等しく、今生っているものが全部収穫できたとしても、14株で30莢とれるかというぐらい。
気候的に、初挑戦をするには運が悪かったかもしれないが、次は今回の反省を踏まえて十分な収穫が取れるように努めたい。
〔枝豆〕夏撒きのやり方【家庭菜園】
- 夏撒きの枝豆は成功するのか
- 簡易まとめ
- 作業①】種まき→緑化(約4日)
- 作業②】~摘芯・断根(約3日)
- 作業③】 ~定植(約1週間)
- 作業④】~開花(2週間)
- 作業⑤】~莢づき(約2週間)
- 最終作業】収穫(~約1か月ちょっと)
- まとめ
- 考察・今後の改善
夏撒きの枝豆は成功するのか
コロナ後の宅飲みのために5月ごろに植えた枝豆は6~7月に日照が得られなかったことで、収穫は株ごと売っているものと見比べると、3割程度しか得られなかった結果に終わった。
なお、宅飲みはコロナ患者増加で中止…
たまたまホームセンターに行ったら、枝豆が1袋あり、8月下旬まで撒けると書いてあったので性懲りもなくリベンジ。
自分の記録用+どこかの誰かの役に立てれば良いと思い記載。
個人的に記事を何個も何個もクリックして追っていくのは煩わしくて嫌いなので、始めから終わりまでこの記事にまとめてるので長いです。
なので、今回得た学びは次の「結論」でまとめてます。
見出しの()内の日数は、前回の作業からその回までの間隔です。
簡易まとめ
本記事の要点だけ知りたい方はここだけ読めば十分です。
過程や、写真などでより詳しく知りたい方は次大見出し以降を参照ください。
8月撒きで摂れるか
摂れる!
アドバイス
- 何もすることがなくても、毎日様子を見る。
※発見が数日遅れれば全滅するような事態だってある - わからないことは本を参考にしたり、できるのなら農家に聞く。
- わからないことを聞くなら専門家/経験者に。ヤフー知恵袋などネットで聞かない。
(今は承認欲求やベストアンサー狙いで適当なこと言ったり、意味不明な説教や高説たれてくる頭おかしいのばかりなので、質問するだけ無駄。)
枝豆について
- 春に撒いた枝豆も枯れてなければ秋に2回目の収穫ができる。
- 種はカビ易いので注意。
- 日光が大好きなので、早朝からしっかり浴びさせないと、すぐ徒長(ヒョロガリになる)する。
- 日光が好きと言っても、30度以上になると、弱って枯れていく。
枝豆について・アドバンス
断根、摘心、土中緑化については後述。
- 「断根」は、やった方が良いと思う。
- 「摘芯」は、プロ並みの栄養豊富な土壌が用意できなければしない方が良いと思う。
- 家庭菜園程度の肥料で「摘芯」をしても、結局片方しか育たないことが多く、株全体が大して成長しないで収穫減になると思われる。
- 「土中緑化」は、効果ははっきりわからなかったが、枝豆の種はカビ易いので、頻繁に確認しやすいのと通気の点で緑化作業をした方が良い。
害虫
作業①】種まき→緑化(約4日)
緑化とは:枝豆の芽が出だしたころに日を当てて、緑色に変色させる方法。丈夫になるらしい。
土は、乾いた土に水を撒くのではなく、バケツなどに水と土を入れて練り混ぜる。
こちらの方が水が均等にいきわたる。
緑化手順
- トレイに土を入れる。
- 豆の臍が下を向くように並べていく。
(大量に撒くのでめんどくさいなら、適当でも問題ない。) - 2の上に不織布(ふしょくふ)などを敷き、その上に土を載せて、種を隠す。
- さらに、濡らした新聞紙を上に載せて乾燥を防ぐ。
(段ボールは下からの高熱を防ぐため)
-
芽が出たら半日日光に当てる。
- 半日置いたら不織布なしで覆土し、初生葉が出るまで待つ。
実際の作業
8/5
種を30粒撒く。暑いと種が痛むと思ったので、16時ごろ作業開始。
播種だけでなく緑化の準備も行う。
8/9
芽を日光に当てる作業。(後述の手順5~6)
30粒の内、2日目にはほぼすべてカビていた。
覆土を取り、通気して覆土を戻したが、発芽の遅い4粒はカビが進行し、腐ってはいないがカビだらけになっていた。
発芽が揃っていないが、他がかなり成長しているので、カビたのは無視して、緑化。
緑化後、カビが進行していた4つの内、2つは完全にダメ、2つは可能性がありそうなので放置。
今回使ったもの
各道具は、それぞれ農業用のものを使った方が良いが、できるだけ家庭で簡単にできるようにと考えて100均などの物を使っている。
- 種→島忠(ホームセンター)
- トレイ→100均
- 不織布代用→クイックルワイパーの紙(100均)
- 土→種まき培土
学び
豆は水分を多量に含み、栄養度も高いので、カビやすい。
他の野菜は大概撒くだけで良いが、豆類はカビ対策をしないと全滅する。(改善案については後述)
作業②】~摘芯・断根(約3日)
断根・摘芯とは
摘心:子葉(豆が開いて葉になった部分)と初生葉(最初に新しく出る葉)の間を切る作業。切った茎の脇から新たな茎が出てくるので、枝葉が増え、収穫量が増える。
断根:根を、胚軸ぎりぎりの白い部分で切り落とす。丈夫になるらしい。
実際の作業
8/12
(写真撮るの忘れた)
芽が覆土を突き抜けて出てきたので、断根・摘芯作業を試みる。
全ての苗に断根・摘芯作業をしようと思ったが、摘心後に新しく茎が出てくる場所から、何もしてないのに新しい茎がでかけていたので、
①何もしない
②断根・摘芯 両方ともやる
③断根のみ
④摘芯のみ
の4種類を試す。
作業後、特に断根したものは、水をうまく吸い取れないので、直射日光にやられないように日陰に移動。
作業③】 ~定植(約1週間)
8/18
断根・摘芯作業から1週間弱。
大分育ってきたようなので、定植へ。
作業内容 | 株数 |
---|---|
断根・摘芯 | 10 |
断根のみ | 6 |
摘芯のみ | 6 |
なし | 6 |
計 | 28 |
学び
脇芽は放っておいても伸びなかった
本来摘芯後に脇芽が伸びてくる箇所に既に脇芽が出かけてたので、摘心を行わなかった苗に関して、「何もしなかった」苗も「断根のみ」の苗も脇芽がそれ以上伸びてくることはなかった。
枝豆は日光が好きすぎる
前回、日当たりが良いとはいえ、室内においていたら徒長したので、今回は外に出しっぱなしにしていた。
しかし、2日ほど曇りが続き、そこまで雲が覆いきって暗かったわけでもないのに摘芯してなかった苗は徒長した。
摘芯後は、茎の成長が止まるので、天気予報を見て曇りの日があるようなら、その前日の夕方くらいに断根・摘芯作業した方がよさそう。
「たねまき培土」が重要
摘芯は、枝葉を増やすことが目的だが、脇芽が片方しか伸びない場合がある。
恐らく栄養の問題。
前回は、家にあった「野菜用の土」を使ったが、片方の脇芽しか成長しないのがほとんどだった。
脇芽自体は、両方出るには出たが、片方の脇芽は良くて数㎝しか伸びなかった。
今回、「たねまき培土」にしたところ、85%(6/7苗)の苗が、両方の脇芽が成長し、同じ市販の土でも適当な物と「たねまき培土」ではかなりの差が出た。
なお、それでも1つは片方しか今のところ伸びていない。
発見
前回植えた枝豆は、ほとんど枯れていたがなぜか1つだけ新しい花芽がでていたので、植木鉢に植え替えた。
作業④】~開花(2週間)
暑さで枯れた・徒長した
猛暑のせいか、3株が枯れた。
寒冷沙も考えたが、日光が当たりにくいとすぐ徒長すると思って控えたのが裏目に出た。
枯れたものは、「何もしない」「摘芯のみ」「断根・摘芯両方」とばらばらで、数も少ないので、作業によるものかは原因は確定できない。
寒冷沙をかけてみたが、やはり徒長する。
特に、摘心(出たばかりの葉を摘む作業)をしなかったものは、やはり徒長した。
(下画像右上赤枠)
ままならない;;
日が出ると暑すぎて寒冷沙をかけなければならず、日が陰ると寒冷沙を外さないとならない。
開花
9/1・2
定植からちょうど2週間、花が咲き始めた。
なお、前回植えて枯れなかったものも少しづつ咲き始めている。
同じ品種なのに、1回実をつけたら枯れたものと、枯れずにまた実をつけたものの差はなんだろうか。
作業⑤】~莢づき(約2週間)
莢つき
9/15
まだ花であったり、大きさもばらばらだが、大分莢がついてきた
前回の5月撒き(1か月以上ほぼ曇り)は、1株にこの半分もつかなかったので、どれほど日光が大事かわかる。
植物成長促進ライトがでてきてはいるが、効果と範囲を考えると、日光の代替物はない。
いかに農業が難しいかがわかる。
日焼け枯れ
成長に必須の日光も、過ぎれば毒になる。
結局、現在は日差しが強すぎるせいで弱り枯れたと思われるのが計10株。
作業内容 | 残株数 | 枯死 |
---|---|---|
断根・摘芯 | 6 | 2 |
断根のみ | 4 | 2 |
摘芯のみ | 2 | 4 |
なし | 4 | 2 |
計 | 16 | 10 |
昼は寒冷沙、定期的に霧を散布、弱った株を植え替えて日陰に移動、など手間をかけたが、弱い枝豆は回復の見込みなく枯れていった。
5月苗の回復
5月撒きのほとんど苗は枝豆を取ったら枯れてしまったが、6株は枯れずに残った。
そのうち、1株だけ、成長し直して新しい葉をつけ、枝豆をまた付け始めた。
2度の収穫が可能なのか楽しみ。
ダンゴムシによる食害
10/3
被害状況
このところ(9月中~下旬)、様子をあまり見る余裕がなかったし、ナメクジ(春)以降大して被害がなかったので油断していた。
ダンゴムシに防虫ネット外の2つの苗が半壊させられていた。
久しぶりに、様子を見たら、前回の写真が嘘のように無残になっていた。
夜見たら、ダンゴムシが大量に群がっていた。
以下2週間前との比較
①食害度30%
赤丸内の枝葉は、食われて消滅した葉
黄色丸に囲まれた見にくいが奥にある葉は、枝の根元を喰われて折れてしまっている。
一部食われた部分も加えれば、全体の30%ほどの葉を失った。
だが、もう一株のほうがひどい。
②食害度90%
これが
↓
青々と茂っていたのがスッカスカ
ほとんどの葉は喰われきってなくなってしまった。
わかりにくいが2つ同じ場所に植えており、もう1株は見てわからないくらい完全に喰われつくしてる。
②の写真の一部拡大図。ダンゴムシは葉だけでなく枝も食べる。
順序はない。
葉がまだ残っていても、枝を喰われて栄養がいかなくなると、結局その枝は全滅する。
なお、今回期待してなかったが、春に植えてまだ枯れていなかった他の苗は、すべてダンゴムシに全滅させられた。
駆除
- 手で潰す
- ブラックキャップ
駆除剤を撒こうと思ったが、スケジュールに余裕ができたこともあり、毎夜群がるダンゴムシをピンセットで潰していってほとんどいなくなった。
(ダンゴムシは昼喰わない)
また、ゴキブリ駆除で名高い「ブラックキャップ」がダンゴムシにも効いた。
来年はちゃんと駆除剤を買っておこうと思う。
最終作業】収穫(~約1か月ちょっと)
10/15
19(日)に宅飲み予定だったのでその日に収穫しようと思ってたが、莢厚1cm前後まで育ってきてしまっていたので収穫!
農家のように株事ではなく、莢ごとに取ったので、収穫は15日から数日かけて少しづつ。
最終結果は以下の通り
収穫結果
総収穫量 | 112莢 |
---|
(スーパーのパック2.5袋分くらい)
農法別
農法 | 平均収穫量(莢) | 総収穫量(莢) |
---|---|---|
断根のみ | 29 | 57 |
両方 | 10 | 40 |
なし | 8 | 15 |
摘芯のみ | 0 | 0 |
株別(2条植え)
番号(株数) | 断根・摘芯 | 収穫量(莢) |
---|---|---|
A | 断根のみ | 33 |
B | 両方 | 5 |
C | 両方 | 24 |
D | 断根のみ | 24 |
E | なし | 7 |
F | なし | 8 |
G(1) | 両方 | 7 |
H(1) ※春撒き |
両方 | 4 |
※ 番号は自分がわかりやすいように振ってるだけなので無視して良い。
用日数
総日数 |
約70日 (8/5~10/15頃) |
---|---|
種まき →緑化 |
4日 |
緑化 →摘芯・断根 |
3日 |
摘芯・断根 →定植 |
1週間 |
定植→開花 | 2週間 |
開花→収穫 | 約40日 |
枝豆の袋には「収穫まで80日」となっているので、予定より少し早い結果になった。
まとめ
迷ったら「断根」だけ
今回の結果、「断根のみ」行った枝豆の収穫量が最も多かった。
なお、最も大きく成長したのも「断根のみ」の株である。
摘芯をしても、片方だけしか伸びなかったり、両方伸びてもあまり大きくならず、収穫量を増やすための手法のはずが、逆に減らすことになった。
なお、今回の猛暑で断根を行った株は生き残ったが、摘心をしたものは全て枯れた。
土壌や環境によって、摘心しても十分育つ可能性はある。
なお、それぞれの枝豆の味や大きさは特に変わった感じはしなかった。
もし、自信がなければ、「断根」だけすれば良いと思う。
所感
春撒きは1か月以上日光が出ず、全滅と言って良い結果だったが、夏はそれなりに摂れた。
もともと宅飲みで食べるために始めたが、思い立ってから5か月、10/19にようやく叶った。
岩手の日本酒飲み比べセットに、七輪で牛肉をBBQしたり、カマンベールチーズでチーズフォンデュし、枝豆も炭火で焼いて、有体だがとても楽しい飲み会になった。
お向かいさんや隣の祖父母にも分けたが、好評だった。
今回、撒いた種が28個で、収穫できた株が10株強。
予定の半分ほどになってしまった。
8月の猛暑によって弱り枯れてしまったもの、枯れはしなくても弱ってダンゴムシに食いつくされたものなどなかなかうまくいかなかったが、ちゃんと面倒を見れば都心でも十分10月に収穫できることが分かった。
8月からちょこちょこ下書きを更新し、今回公開にまでこぎつけられたが、もしこの記事があなたの参考になれば幸いです。
自分も来年以降は今回の記録を参考に、より多くの枝豆を収穫したいと思う。
考察・今後の改善
カビ対策
前回も今回もカビてしまった。
前回は、土が未使用とは言え古く、またジフィーポットも使っていたからか種の周辺以外もカビが発生していた。
今回は、土を新しく購入し、プラスチックのトレイを使用した結果、カビは種だけとなった。
なので、土は新品で、無機物のポットやトレイを使用は必須と言える。
新品でないものは熱湯に沈めるなど消毒した方が良い。
枝豆は栄養を多量に含む分、カビ対策は必須。
対策としては以下が考えられる。
次回試してみたいと思う。
- 水分量の調整
- 土を被せない
- 種に水を含ませる
- 水耕栽培
水分量の調整
豆は十分発芽でき、且つカビは発生しない適切な水分量があれば、その配合をおこなえばよい。
ただ、そんな比率があるのかわからない。
ちょっとネットで調べたが、「土と水はX:Yです。」みたいな情報はなかった。
適切な比率があるのかないのか、自分で何度も繰り返し実験しないとならない。
少なくとも、普段の含水量ではカビが生えるので、水分があるかないかくらいが適正か。
土を被せない
土の上に種を置くだけにする。
暗くしないと発芽しないようであれば、新聞紙などを被せる。(覆土しての発芽は1回目3日後、2回目2日後だった。)
外に置くと、鳥に食べられるので室内か、鳥対策が必要だろう。
直射日光も種を痛める可能性があるので、日陰が良いだろう。
種に水を含ませる
ボウルなどに水を張り、種を入れて放置。
少量水を含ませた土に撒き、乾いた土で覆土。
変則的すぎて、種ダメにしそう…
水耕栽培
発芽後は土に置き換え、緑化を行う。
日光対策どうする
日が出ると暑すぎて寒冷沙をかけなければならず、日が陰ると寒冷沙を外さないとならない。
が、近年の東京は天気がめちゃくちゃ不安定。
“晴れ”を確認した30分後に雨が降ってくる、降水確率80%で晴天なんて日もある。
今日も降水確率50%ですっごい晴れてきた。
年々日差しが強くなってる気もする。
なので、庭に何度も出て寒冷沙をかけたり外したりしないとならない。
理想は、光センサー+自動寒冷沙開閉機だが、そんなコストかけられない。
今のところは、遮光率を今使ってる80%から下げるものを使うことしか考えられない。
ただ、暑さで枯らさず且つ徒長しないくらい枝豆にとって十分な日光を与えられる遮光率を見極めるのには時間がかかりそう。
環境のせいもあると思うが、けっこうめんどくさい。
もう暑くても耐えられるDNAガチャにかけるしかないのかとも思う。
害虫対策
粉状の駆除剤について
粉状の薬剤は、気を付けていても風に舞って拡散するので、吸わないように注意。
野菜にも付着するので、特に収穫前にはやめた方が良い。
ナメクジ
防虫ネットをかけていたこと、ナメクジの被害に早い段階で気づいて駆除剤を撒いた(下記リンク)ことが功を奏し、被害はほとんどなかった。
テレビで「パクチーを育てていたがナメクジに全部食べられた。」と言っていた芸能人がいたので、やはりナメクジは何でも食べると考えた方が良い。
次回以降もナメクジ対策は忘れないようにする。
ダンゴムシ
完全に対策が遅れたのがダンゴムシ。
大体ダンゴムシと言えば「落ち葉や枯れ枝を食す」と説明され、生葉は食べないイメージだったが、生葉も食べる。
植物が健康なうちは積極的に食さないようだが、気候や病気などで弱ると、枯れ葉などよりも優先して襲ってくる。
つまみ食い程度ではすまず、放っておくと全滅する。
生葉だけでなく、枝の部分も食べ、枝の途中を食べられて栄養が行かなくなり、その先の葉が全部枯れてしまったケースもあった。
ナメクジを退治して安心していた
+
ナメクジ以外に大きな食害が数か月なかった
+
普通に忙しくてあまり気が回らなかった
などが重なり気づいたら青々と茂っていた枝豆が、壊滅しかけてた。
次回は、ナメクジ駆除剤と共に、ダンゴムシ駆除剤もしっかり撒く
記事は以上です
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【畑整備】水路の改善(未完)
これが
↓
沈んでこうなりました。
また、道が常時水没してます。
原因は、水路。
水路に水を通したが、水路に亀裂が入っていてそこから流れ出た水が元水田の畑に流れ込んでると考えられます。
他にも排水口が詰まってたとかありますが、主な原因は水路にあります。
また、ここが元水田のため、水が貯まりやすい環境という点もあります。
(できるだけ元水田を畑にするのは止めたほうがいいです。)
というわけで、改善作業。
水田に入った水を排水口まで直通で通す畑内水路の整備。
2人で3時間ほどかかりました。
水路の亀裂を止水セメントで修復。
これにより、
【害獣】ねずみ退治
ここ1週間ほど、自分のハウスのトウモロコシの芽が倒れてるのを目にするようになりました。
せっかく出た芽が根元からの千切られてるのです。
食べられているわけではなく、ただ千切られてるのです。
新しく種を撒いた所は今日までの間に7割ほどやられました。
鳥は入ってこれないし、トウモロコシを育てているS間さんに「ネキリムシではないか。」と聞きましたが虫も見つからず、当初は原因がまったくわかりませんでした。
ところが、数日前から覚えのない穴がトウモロコシの周りに空いてるのがわかりました。
お世話になってるK野さんに写真を見せると、
「小動物じゃな。タヌキかウサギじゃなかろうか。」
とのこと。
さすがにタヌキは入ってこれないのでウサギかネズミだろうと思い粘着シートを設置し、餌に良いのがなかったので飴玉を置いときました。
1日休んで2日後に見て見ると……
飴玉溶けてました(笑)
そして、トウモロコシの被害は増えてました(怒)
改めてモグラ取りも、侵入口と思われるとこに設置し、それぞれチーズとパン生地を乗せて一晩たって今日の朝……
見事粘着シートの方にかかってました!!
なお、モグラ取りは作動しておらずチーズだけ取られてました;;
そして、トウモロコシの苗がまた1つ噛り倒されてました(怒)
他にもいる可能性もありましたが、こいつのせいでせっかく出た芽がやられて今すぐ殺してやりたかったし、万一逃げられたくもないのと、被害状況からおそらくこの1匹だけと考え、出勤前に粘着シートごと焼き殺しました。
(K野さんには10分遅れると連絡しましたが、粘着シートになかなか火が移らず30分遅刻してしまいました;;)
農業はまだ本番じゃありませんが、今の時点でも害獣や害虫との戦わなければならないということをひしひしと感じてます。
【田舎生活】ヤングコーンと害獣
家の前に畑を借りてるS間さんにヤングコーンをいただきました。
ほぼ毎日見てたのに2週間くらい見なくなってどうしたのかなと思っていたのですが、別の畑がイノシシにやられて気落ちしてしまっていたそうです;;
S間さんは6年その場所で畑を営んでいたけれどイノシシにやられたのは初めてとのこと。
自然薯、カボチャ、ジャガイモなどすべて掘り起こされ、噛じられていたそうです。
カボチャなどは、まだ熟れてないのを噛り、美味しくないのでまた隣のを噛りという感じで無駄に全部噛られたそうです。
それまでは、イノシシの痕跡はあったそうですが畑の周りを掘ってミミズなどを食べていただけで、野菜に手を出してくることはなかったそうです。
江津という場所にバイオマスの工場が出来てそこに運ぶため、最近ここら辺の山から大量に木が切り出されていますが、生息圏が縮まったために新しいイノシシが来てしまったのかもしれません。
私はまだ作物をまともに作ってないので作物の害はありませんが、水路の川から水を取り込む場所が原型を留めてないほどめちゃめちゃにされ、昨日はその修繕作業でした。
(↓作業後の画像
写真右上あたりは一面掘られた上にそこに雑草まで生えて一切水が流れていませんでした。)
また、今日も見に行って見たところ水路に行くまでの道が掘り起こされていました。
動物を殺すなとか言う人がいたり、何年か前に捕まえたイノシシを圧力に負けて逃した話がありましたが、そういう人には1回田舎に住んで自分が作った物だけで生活してみて欲しいものです。